ChatGPTの文章に透かしは入っている?

EUでは入っています。EU以外では、開発者がオンにした場合だけです。OpenAIはこの透かしをtextGrainと呼んでいます。ChatGPTが選ぶ言葉に、目に見えないパターンを埋め込む仕組みです。今のところ、文章にこの透かしがあるかを確かめられるのは、OpenAIが承認した評価者だけです。一方、画像なら誰でも確認できます。ChatGPTで作った画像には、署名付きのContent Credentialsが付いているからです。下に画像をアップロードしてください。

✓ 無料✓ 登録不要 🔒 読み取り後に削除Content Credentialsを表示
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画像をドラッグ、貼り付け、または選択してContent Credentialsを確認

ChatGPTで作った画像には、OpenAIの署名が付いています。署名のないファイルは、AI判定ツールで調べます。

画像を選ぶ →

読み取れるのは画像ファイルで、貼り付けた文章は確認できません。AI企業の外から文章の透かしを確かめる方法は、まだありません。

文章のAI透かしが有効になっている範囲

EUのChatGPTすべてのプランで有効です。2026年10月5日のOpenAIの発表後、数週間かけて順次適用されます。 EUのCodex有効です。適用の時期はChatGPTと同じです。 API(全世界)初期設定では無効です。一部のモデルでは、開発者がオンにできます。 EU以外のChatGPT無効です。日本やアメリカなど、EU域外で作られた文章に透かしは入りません。ただし、APIで透かしを有効にしたアプリが生成した文章は別です。

きっかけはEUのAI法(AI Act)です。その透明性に関する規則により、2026年8月2日から、AIで生成したコンテンツには機械が検出できる目印を付けることが求められています。日本はEU域外なので、日本で作られたChatGPTの文章には、通常この透かしは入っていません。

textGrainの仕組み

言語モデルは文章を少しずつ書き進めていき、その一歩ごとに、次に来る言葉の候補がいくつもあります。textGrainは秘密の鍵を使って、その候補のどれが選ばれるかを調整します。そのため文章には、人が読んでもごく自然な、統計的なパターンが残ります。同じ鍵を持つ検出ツールなら、文章だけからそのパターンを測れます。

探すべき隠し文字はなく、見た目の変化もありません。コピーして貼り付けても、パターンはそのまま残ります。OpenAIはペンシルベニア大学とイェール大学の研究者と共同で、この方法についての技術レポートを公開しており、回答の品質に目立った低下は見られなかったとしています。

ChatGPTの透かしを確認できるのは誰か

一般の人も、私たちも確認できません。OpenAIの検出ツールは今のところ、承認を受けた研究者と専門機関にしか公開されていません。誰でも使える検証ページで調べられるのは画像と音声で、文章は対象外です。

つまり、AI文章チェッカーにもこの透かしは読めません。チェッカーが採点しているのは文体で、あくまで推測ですし、OpenAIの鍵を持っているツールもありません。貼り付けた文章からChatGPTの透かしが見つかったと表示するサイトがあっても、実際に透かしを読み取っているわけではありません。

ChatGPTの透かしはどのくらい正確か

約400トークンおよそ300語に相当します。OpenAIのテストでは、誤検出率1%の条件で約95%を検出しました。 約200トークン約80%を検出しました。 10%を類義語に置換単語の10%を類義語に置き換えると、検出率は約92%から66%に下がりました。 25%を置換4分の1を置き換えると、約17%まで下がりました。 数学、短い回答、翻訳検出が難しくなります。モデルが言葉を選べる幅が狭いか、言葉そのものが置き換えられているためです。

いずれも、OpenAIが2026年10月のレポートで公表した数字です。

透かしでわかること、わからないこと

  • 検出された場合、その文章のかなりの部分をChatGPTかCodexが生成した可能性が高いと言えます。ただし、誰が依頼したのか、どのアカウントか、どんな指示だったのか、あとから人がどれだけ書き直したのかはわかりません。
  • 検出されなくても、何の証明にもなりません。EU域外で作られた文章かもしれませんし、別のAIや以前の会話で作られたもの、誰かが編集や翻訳をしたものかもしれません。透かしがないことは、人が書いた証拠にはなりません。

ChatGPTの画像は話が別です

ChatGPTで生成した画像には、Content Credentials(C2PA)が付いています。OpenAIが署名し、ファイルの中に保存される記録です。文章の透かしと違って誰でも読むことができ、上のツールもこれを読み取ります。ただし、スクリーンショットを撮ったり、多くのSNSにアップロードしたりすると記録は消え、あとはピクセルから判断するしかなくなります。

写真に残っているデータをすべて見たいときはEXIF確認ツールを、AIで作った画像を見た目で見抜くコツはAI画像の見分け方をご覧ください。

よくある質問

ChatGPTの文章には透かしが入っていますか?

EUでは入っています。2026年10月から、OpenAIは条件を満たすChatGPTとCodexの文章に、textGrainという目に見えない透かしを入れています。EU以外では無効ですが、APIを使う開発者は有効にできます。

文章にChatGPTの透かしがあるか確認できますか?

まだできません。OpenAIの検出ツールを使えるのは承認を受けた研究者と専門機関だけで、誰でも使える検証ページは文章に対応していません。AI文章チェッカーは文体から推測しているだけで、透かしは読めません。

コピーして貼り付けると、透かしは消えますか?

消えません。パターンは言葉の選び方そのものにあるので、コピーしても残ります。大幅に書き換えると弱まり、OpenAIのテストでは、単語の4分の1を類義語に置き換えると検出率は約17%まで下がりました。

透かしから、誰が書いたかわかりますか?

わかりません。示されるのは、ChatGPTが生成した可能性が高いということだけです。利用者、アカウント、指示の内容は特定できず、人がどれだけ手を加えたかもわかりません。

ChatGPTで作った画像に透かしはありますか?

ChatGPTで作った画像には、OpenAIが署名したContent Credentialsがファイルの中に付いています。このページに画像をアップロードすれば読み取れます。スクリーンショットや、ほとんどのSNSでは消えてしまいます。

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